◎人間のような動きのロボットバトルに釘付け~早稲田大学『第61回理工展』当日①

早稲田大学理工学部の学園祭『第61回理工展』が11月1日(土)、2日(日)の2日間にわたって西早稲田キャンパスで開催された。
「理工の魅力を感じてほしい」。そんな思いから、宇宙に関する講演や、環境問題の調査結果展示などの理系ならではの教室企画が設置されていた。その中でも、ひときわたくさんの人の注目を集めていたのが、『ロボ工房』だ。1日目の11月1日(土)は、様々な大学から我こそはと名乗りを上げた選手たちが集い、ロボットバトルが開催された。

IMG_8621

ロボットバトルは、二足歩行ロボットを使った格闘バトル。相手に向かってぶつかっていき、先に3回ダウンしたほうが(倒れた方が)負け。人間のスポーツで言うと、プロレスがこれに近いだろうか。選手たちは皆、自分の相棒をひっさげて登場し、少しロボットをいじって動作の確認などしている。そして審判の合図で勝負はスタート。観戦したベスト8の戦いは互角で、簡単には譲らない。ダウンの度に観客からは拍手と歓声が上がっていた。特に印象深かったのは、ロボットが倒れた後にもう一度立ち上がる姿である。人間と同じように関節をしっかり使い、しなやかな動きを実現している。人間でいう、足首の部分が非常に柔軟で、本当に魂が宿っているかのようだった。以前、ロボ工房のチーフである理工展連絡会の岡田陽平さん(基幹理工学部機械科学・航空学科3年)のお話にあった、ロボットの「人間に動きを近付けようとしている未完成の物体であることのおもしろさ」を間近で見ることができた。

ロボットバトルを見ていた観客には子供が多く、ロボット同士の白熱した戦いを見守っていた。中には、タブレットで動画を撮影する少年もいた。理工の面白さや魅力は子供達にもしっかり伝わっているようだった。
ベスト8の試合で勝利し、準決勝にコマを進めた芝浦工大の選手は試合後、「ベスト8ということで相手がとても強く、速い動きに対応していくのが難しかったです。どう立ち回っていくか考えながら戦っていました。この後も高度な戦いが続くと思いますが頑張ります」と語った。
この『ロボ工房』は63号館1回エントランスホールにて開催され、2日(日)は個性豊かなロボットを自分の手で動かす体験ができるロボットフェスティバルが開催された。

 

西早稲田キャンパスにて開催された理工展

西早稲田キャンパスにて開催された理工展

取材・文 メンター学生部 迫瑶実 (法政大学2年)
取材・写真 メンター学生部 森愛子(フェリス女学院大学2年)

<早稲田大学第61回理工展」>
日程:2014年11月1日(土)、2日(日)
場所:早稲田大学 西早稲田キャンパス
公式HP:http://www.rikoten.com/


ベストオブ学園祭のFacebookページです。
学園祭での取材こぼれ話から、
学生記者、編集部のプライベートな話、写真までを公開しています。
ぜひご覧ください

コメント・感想をお寄せください。