◎パンダで集客、温かいナン、工夫満載の模擬店が魅力~日本大学「法桜祭2014」当日②

日本大学法学部「法桜祭2014」が東京千代田区にある法学部キャンパスにて開催された。都市型のビルキャンパスということもあり、各階ごとに所狭しと模擬店が出店された。どの模擬店もアイディアあふれる宣伝で呼び込みを行っていたが、ひときわ目立っていたのが、本館2階に中国語サークル~Chai~が出店していた水餃子販売の店だ。パンダの着ぐるみのかわいらしい容姿に引かれ、パンダの後をついて歩き、とうとうお店まで来てしまう女性客が目立つ。水餃子自体が学園祭内で変わり種なことに加え、5個で200円とその安さも魅力となって、パンダについてきた客はみな、水餃子を購入した。また、学内のいたるところにベンチや休憩スペースが確保されていたが、水餃子を購入した客はみな店の前のベンチに座って食べていたため、不思議に思い座ってみると、そこにはベンチに座って見るのにちょうどいい高さのところに”水餃子が中国でどんな食材であるのか”が詳しくつづられた張り紙があり。客はみな、その説明書きに読み入っていた。買ってもらったら終わり、ではなく、食べながらも知識が得られる細部までアイデアが散りばめられた店であった。

 

 

かわいいパンダが宣伝

かわいいパンダが宣伝

 

 

どの店よりもひと際いい匂いを漂わせて、客を集めていたのが3階にある外政研究会出店のカレー&ナンの店だ。購入してみると、カレーが温かいのはもちろんのこと、作り置きのきくナンまでもがしっかりと温かかった。店の人に話を聞くと、「ナンは冷たいまま食べる人もいますが、温かいナンを出したいと思い、試食を重ねた結果、中身にあまり辛くないカレーを考案しました。温めなおして提供させていただいています」とのこと。味は、そのこだわりが伝わってくるような本格的なカレーであった。売り上げは順調かと尋ねると、「ナンだけにナンとかなっています」と洒落の効いた返しが返ってきた。

 

 

カレーは本格的な味。ナンも暖かくおいしい。

カレーは本格的な味。ナンも暖かくおいしい。

 

 

 

店員の明るい呼び込みとお揃いのユニフォーム、可愛いらしい店の装飾で人を引き寄せ、常に10人前後の列をなしていたのがオールラウンドサークル「spice」主催のたこせん販売の店だ。この店は、3日間客の票数を集め最終日に順位発表される、”模擬店NO.1決定戦”の中間発表の時点で、「中間発表1位」となっていた店である。毎年spiceではたこせんを販売しているそうで、その伝統を今年も守っているのだそうだ。看板も赤、黄色、青など目立つ原色を使い色鮮やかだが、ポイントはそこだけではないようで、「装飾で1番凝ったところは、看板の高さです。どのお店も同じくらいの背丈の中、うちだけ高かったら見やすくて目立つだろうと。下の階で宣伝して、気になって見に来てくれたお客様が、うちの店が見つからずにほかの店に流れてしまったらすごく残念だし、そうならないための対策でもあります」とたこせん販売の学生は店の集客の秘訣を語ってくれた。学生ひとり一人の小さなアイディアがたくさん詰まった温かい文化祭であった。

 

 

オールラウンドサークル『spice』のみなさん

オールラウンドサークル『spice』のみなさん

 

 

 

 

 

<日本大学法学部「法桜祭2014」>

日程  11月1.2.3の3日間

場所  東京千代田区法学部キャンパス

 

取材・文・写真 メンター学生部 鈴木美紗稀(東京家政大学3年)


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